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ロボットトラクターなどを活用した「スマート農業」の実証実験に取り組む養父市や京都大、民間企業の担当者ら=八鹿公民館
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ロボットトラクターなどを活用した「スマート農業」の実証実験に取り組む養父市や京都大、民間企業の担当者ら=八鹿公民館

 兵庫県養父市は、情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)、ロボット農機などを活用する「スマート農業」の実証実験を同市能座地区で始める。市内で酒米生産に取り組む農業生産法人「アムナック」(同市)と京都大、ソフトバンクなどが共同事業体を設立。トラクターや草刈り機の運転を遠隔操作などで行い、中山間地の農業の効率化を目指す。(桑名良典)

 農林水産省が進めるスマート農業技術の開発や実証プロジェクトの一環。全国から252件の応募があり、採択された69件の一つに選ばれた。実験は2年間。最先端技術を使った農業システムを導入するけん引役を担う。

 同市能座地区で酒米を栽培しているアムナックの農地の約11ヘクタールで実証実験を行う予定。衛星測位技術を使ってロボットトラクターを自動運転したり、急傾斜ののり面の除草管理で無線遠隔草刈り機を導入したりする。

 共同事業に参画するのは、同市と京都大、東海近畿クボタ、クボタアグリサービス、マゼランシステムズジャパン、ソフトバンク。22日には八鹿公民館(同市八鹿町八鹿)で初会合が開かれ、約30人が参加した。広瀬栄市長は「全国の農地の約4割が中山間地にある。大学や企業の力を借り、省力化を図って収益性を高めるモデルを発信したい」とあいさつした。

 この後、京都大農学研究科の飯田訓久教授らがスケジュールや役割分担を紹介。生産コストや労働時間削減の目標などを説明した上で「ほ場ごとにデータを取り、収量や品質を上げたい。養父市の実証実験で、農業がどう変わるか試されている」と語った。

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