但馬

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コウノトリの生息地を見下ろす「山頂あずまや」で研究者(左端)から説明を受ける参加者ら=コウノトリの郷公園
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コウノトリの生息地を見下ろす「山頂あずまや」で研究者(左端)から説明を受ける参加者ら=コウノトリの郷公園

 兵庫県豊岡市祥雲寺のコウノトリの郷公園内に新しく設置された「山頂あずまや」の完成見学会がこのほど開かれ、訪れた人たちがコウノトリの巣ごもりの観察や専門家による解説に耳を傾けた。

 あずまやは公園内の高台にある。近くの人工巣塔を見下ろせ、公園の開園中、3月に生まれたひなたちの様子を見ることができる。コウノトリが「鶴」とも呼ばれていた明治~昭和ごろ、同市出石町周辺に「鶴見茶屋」が設けられており、同公園は「現代の鶴見茶屋」とアピールする。

 見学会では望遠鏡で巣の様子を見た後、郷土史家中村英夫さん(70)=同市=が歴史を説明。人が食料として狩猟していた時代、部外者が立ち入れない出石藩所有の山に、巣作りに適した老赤松があったことからコウノトリが生息し、「出石鶴山」と呼ばれていたことなどを紹介した。県立大大学院の研究者は、コウノトリの特徴や地域の地質などを解説した。

 参加した自営業の男性(60)=神戸市中央区=は「コウノトリ育む農法など、地元の人の努力もあってここまできたのだと知った」と話していた。(石川 翠)

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