但馬

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駐車場に設置された散策マップやガイド用の冊子とユニホーム。地元の住民らが北前船を通した活性化を進めている=新温泉町諸寄
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駐車場に設置された散策マップやガイド用の冊子とユニホーム。地元の住民らが北前船を通した活性化を進めている=新温泉町諸寄

 日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の追加認定から1年を迎える兵庫県新温泉町の諸寄港で、観光客らを受け入れる準備が進められている。地元出身の歌人前田純孝ら先人の記念碑や構成文化財などを記した地図看板や、文化財などの解説看板などを設置。育成中のガイドが使用する案内冊子も制作し、受け入れ体制を整えている。(小日向務)

 江戸-明治時代に航行していた商船群「北前船」の寄港地を対象とした日本遺産に、同町など県内4市町を含む全国26市町が昨年5月24日に追加認定され、計38市町で北前船を通した地域振興を目指している。

 地図看板は、「雪の白浜」として知られる諸寄海岸に面した諸寄漁港の駐車場など2カ所に設置。全国の北前船船主が航海の安全を祈願して寄贈した石灯籠などが並ぶ為世永神社や3カ所の廻船問屋など、計11カ所には解説看板を設置した。

 ガイド用の冊子は90ページ。日本遺産や新温泉町の概要などに加え、清少納言の枕草子など「諸寄」が登場する古典や、輩出した先人らについて説明。11件の構成文化財についても詳しく解説している。ガイド用のユニホームなども作成した。

 諸寄地区では、まちづくり団体の代表らで今年1月に「諸寄活性化委員会」を発足させ、日本遺産を活用した取り組みを進め、5月6日には認定1周年の記念イベントも開催した。同委員会会長で諸寄区長の熊本鎮雄さん(78)は「昔の面影が残る地域を大事にしながら、ゆっくりと一歩ずつ進みたい」と話している。

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