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防災対策が施され、国道482号に昇格して通行を再開する町道岩小屋線=香美町小代区秋岡(県新温泉土木事務所提供)
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防災対策が施され、国道482号に昇格して通行を再開する町道岩小屋線=香美町小代区秋岡(県新温泉土木事務所提供)
国道482号の早期再開を求めて地元住民らが設置した看板=香美町小代区神水
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国道482号の早期再開を求めて地元住民らが設置した看板=香美町小代区神水

 兵庫県香美町小代区秋岡と鳥取県若桜町を結ぶ香美町道岩小屋線(約6・4キロ)が25日、2004年に台風被害で不通となって以来、15年ぶりに通行を再開し、国道482号に昇格する。同町と鳥取県側が行き来できる唯一の道路。早期再開を求めてきた地元住民たちは「途切れていた交流がやっと元通りになる」と歓迎している。(金海隆至)

 兵庫県新温泉土木事務所によると、国道482号(京都府宮津市-鳥取県米子市)は唯一の不通区間が同区にあったことから、兵庫県が2001年、国道にする計画で町道岩小屋線を舗装し、車の通行を可能にした。しかし04年の台風で斜面の落石が相次ぎ、通行止めになった。

 小代渓谷沿いの険しい道などでは、その後も06、11年と豪雨による被害が続発。小代区から若桜町へ向かうには国道9号を利用するなど迂回して約2時間かかっていた。財政難もあって整備が遅れていたため、香美町と若桜町は10年に「国道482号早期整備完成を進める会」を結成し、不通の解消を訴えてきた。

 兵庫県は13年以降、大規模な防災工事に着手。落石や地滑り対策を33カ所で実施した。全区間1車線で道幅が3~5メートルと狭いため、車がすれ違えるように待避所10カ所も新設した。事業費は約22億円。小代地域局(同区大谷)から県境付近まで45分程度で行けるようになるという。

 25日は県境付近などで記念式典を開き、午後1時から供用を始める。大型車は通行不可。冬季(12月~翌年3月)は除雪が困難なため閉鎖される。

 小代区自治会の田村正明会長(70)=同区=は「若桜町には親族や知人がいる人も多く、行き来が復活するのは喜ばしい」と話す。香美町の今井雄治副町長は「美方町時代からの懸案がようやく解消される。観光や地域振興につなげたい」と話している。

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