但馬

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プロの演奏家との協演に向けて練習に励む子どもたち=豊岡市民会館
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プロの演奏家との協演に向けて練習に励む子どもたち=豊岡市民会館
音楽監督を務めるピアニスト碓井俊樹さん=豊岡市民会館
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音楽監督を務めるピアニスト碓井俊樹さん=豊岡市民会館

 子どもから大人までがプロの音楽家の演奏に触れられる「おんぷの祭典」が6月4~9日、兵庫県豊岡市内のホールや公園、寺などで開かれる。乳幼児から参加できる子ども向け公演や、豊岡稽古堂(市役所前)でのイブニングコンサートなどを企画。音楽監督を担うピアニスト碓井俊樹さん(42)は「カフェに行くような感覚で、気軽に聴きに来てほしい」と話している。(石川 翠)

 同市や地元の音楽愛好家らでつくる実行委員会の主催で6回目。全国で音楽祭を手掛け、バイオリンの名器ストラディバリウスの修復や鑑定で世界的に著名な中澤宗幸さん(朝来市出身)がプロデュースする。

 初めて実施する「稽古堂イブニングコンサート」は4~8日の夕方、ピアノやチェロ、オーボエなどの演奏を間近で聞くことができる。5日間のフリーパス(千円)か当日立ち見券(500円)を購入する。

 乳幼児を含む子どもたちが演奏中の楽器に近づける毎回好評の「子どもたちのためのコンサート」(無料)は5日午前10時半から市民プラザ(豊岡市大手町)で開催。同市出石町内町の勝林寺など旧5町でも「街角コンサート」(無料)を開く。

 最終日の9日午前10時から市民会館(同市立野町)で開く「グランドフェスティバル」は、1部(無料)はキッズコンサートや中澤さんによる「ヴァイオリン解体ショー」で、2、3部(通し券2千円、高校生以下は500円)は本格的なプログラム。市内の小学生から高校生までの「ジュニアピアニスト」8人も参加し、弦楽オーケストラをバックに碓井さんと協演する。出石高校1年田村涼さん(16)は「自分らしく楽しく弾きたい」と話す。

 碓井さんによると「プロの演奏家による子ども向けの演奏会は全国でも珍しい」という。「欧州やロシアでは生活の一部として市民が生の音楽に触れている。期間中だけでも体感してもらえたら」と呼び掛けている。

 チケットは豊岡市民会館や市民プラザ、各地域の振興局などで販売。実行委事務局(市生涯学習課)TEL0796・23・0341

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