但馬

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「旧日下旅館」前に飾られたササ。色鮮やかな紙衣が涼しげに風に揺れていた=朝来市生野町口銀谷
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「旧日下旅館」前に飾られたササ。色鮮やかな紙衣が涼しげに風に揺れていた=朝来市生野町口銀谷

 兵庫県朝来市生野町口銀谷地域で6日、軒下に七夕飾りを出す「銀谷の七夕」が始まった。生野町では昔からササに色紙の着物「紙衣」を飾る風習があり、観光施設などで色とりどりの装飾が涼しげに風に揺れている。7日まで。

 紙衣の風習は、子どもの裁縫の上達や「着る物に困らないように」との願いから始まったとされ、全国的にも珍しいという。昭和後期には姿を消したが、約15年前から住民らが復活に力を入れてきた。

 今年はまちづくり工房「井筒屋」や旧浅田邸、甲社宅(旧生野鉱山職員宿舎)など約10カ所で楽しめる。JR生野駅前にある「旧日下旅館」では、住民の女性(85)が2本のササの間に竹をわたして紙衣を準備。「子どもの頃は毎年家で飾っていた。飾りを作るのが楽しみで、元気なうちは続けます」と笑顔で話した。

 7日には旧浅田邸でオープンカフェも開かれ、ゆずティーやコーヒーが150円で楽しめる。(竜門和諒)

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