但馬

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出場ペアが転覆しそうになるたびに盛り上がった「たらいこぎ大会」=香住浜海水浴場
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出場ペアが転覆しそうになるたびに盛り上がった「たらいこぎ大会」=香住浜海水浴場

 2人一組でたらいに乗り込み、浜辺から沖合約20メートルのブイまでを3往復してタイムを競う「たらいこぎ大会」が20日、香住浜海水浴場(兵庫県香美町香住区)で開かれた。梅雨空の下、県内外から43チームが出場し、懸命なオールさばきでゴールを目指した。

 「香住ふるさとまつり」の名物行事で30年以上前から続く。プラスチック製のたらい(直径約1・3メートル)を使用。1チーム6人で性別不問の「松葉がに」と、女性が各組に1人以上乗る「香住がに」の2クラスで優勝を争った。

 号砲と同時に勢いよくこぎ出した選手らは、バランスを取るのに四苦八苦。波の上を滑るように進み、たすきをつなぐ強者もいれば、掛け声もむなしく転覆する組も相次ぎ、会場は笑いと声援に包まれた。

 神戸市から親戚らと出場したが、制限時間をオーバーして失格した男性(38)は「ペアとの相性や呼吸が合わないと、その場をぐるぐる回るだけで前に進まない。お互いを思いやる愛が肝心」と、チームメートと笑い合っていた。(金海隆至)

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