但馬

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4人の芸術家の制作道具や趣味の漫画などが並べられた特別展=あさご芸術の森美術館
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4人の芸術家の制作道具や趣味の漫画などが並べられた特別展=あさご芸術の森美術館
屋外で公開制作に取り組む彫刻家のクボタケシさん=あさご芸術の森美術館
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屋外で公開制作に取り組む彫刻家のクボタケシさん=あさご芸術の森美術館
クマやリスなど毛並みの雰囲気も表現された温かみのある作品が並ぶ木彫り展=あさご芸術の森美術館
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クマやリスなど毛並みの雰囲気も表現された温かみのある作品が並ぶ木彫り展=あさご芸術の森美術館

 兵庫県朝来市多々良木、あさご芸術の森美術館で、若手芸術家の彫刻や映像作品を紹介する特別展「森の中から物語をつくる」が開かれている。開館20周年記念企画として、同美術館が開いた公募展での入賞経験もある彫刻家クボタケシさん(44)がプロデュース。制作過程や作家の考え方に触れられる空間が展開されている。9月1日まで。(竜門和諒)

 美術作品と自然を調和させようと旧朝来町が進めていた「芸術の森構想」の中核施設として1999年6月にオープン。同町出身の彫刻家淀井敏夫氏の作品を中心に展示するほか、公募展などを開いて若手芸術家の発掘にも努めている。

 「今後の20年を担う若手作家が活躍できる場に」との思いから、クボさんに特別展のプロデュースを依頼。クボさんがフランスの彫刻家バンサン・ペラーロさん、米国人彫刻家青野セクウォイアさん、映像作家林勇気さんに出展を呼び掛けた。

 8月14日までの前半は、4人の芸術家の制作道具や、考え方のヒントになった漫画本、写真などを展示。屋内外で4人による公開制作も行われており、芸術家と触れ合うこともできる。17日からの後半は公開制作で作った彫刻や映像などを披露。前後半を通して観覧することで、作家の考え方や狙いに想像を巡らせながら完成作を楽しめる。

 17日午後2~3時には4人によるトークも予定。クボさんは「日常で使っているあらゆるものが芸術への入り口になる。作家が何を考えながら制作に臨んでいるのかを感じてもらえれば」と話している。

 また、同美術館2階では「はしもとみお木彫り展~森で見つけたどうぶつたち」を同時開催している。同美術館によると、はしもとさんは豊岡市生まれ。子どもの頃の夢は獣医師だったが、転居先の尼崎市で阪神・淡路大震災を経験し、「大切な命を残しておきたい」との思いから木彫りの制作を始めたという。

 会場では、クスノキで作ったネコやイヌ、クマなどの愛らしい作品約450点が並ぶ。触ることができる展示品もあるほか、森を表現したスペースでは、楽器を手にした動物たちが集う様子が楽しめる。

 開館は午前9時半~午後5時。入館料500円(大高校生300円、小中学生200円)。8月14日をのぞく水曜と、祝日の翌日休館。同美術館TEL079・670・4111

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