但馬

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試験運行を始めた豊岡-鳥取間の高速バスの第1便=2日午前8時12分、JR豊岡駅前
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試験運行を始めた豊岡-鳥取間の高速バスの第1便=2日午前8時12分、JR豊岡駅前
海外や全国各地からも観光客が訪れる鳥取砂丘=2日午前11時32分
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海外や全国各地からも観光客が訪れる鳥取砂丘=2日午前11時32分
国重要文化財「仁風閣」は映画のロケにも使われた観光名所=2日午後3時9分、鳥取市東町
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国重要文化財「仁風閣」は映画のロケにも使われた観光名所=2日午後3時9分、鳥取市東町
「砂で世界旅行」をテーマに人物や寺院などの砂像が並ぶ「砂の美術館」=2日午後2時13分、鳥取市福部町
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「砂で世界旅行」をテーマに人物や寺院などの砂像が並ぶ「砂の美術館」=2日午後2時13分、鳥取市福部町

 豊岡駅(兵庫県豊岡市)と鳥取駅を結ぶ高速バスの試験運行が始まった2日、豊岡駅前を午前8時20分発の第1便で鳥取へ向かった。鳥取のイメージは「距離は近いが、遠い存在」。兵庫県が設定したモデルルートの一つ「鳥取観光のスタンダード」を回り、鳥取砂丘や国指定重要文化財の洋風建築「仁風閣」などの名所を巡った。(桑名良典)

 午前8時ごろ、兵庫県のマスコット「はばタン」と「とっとり観光親善大使」の女性がお出迎え。全但バスの45人乗り高速バスに乗客38人が乗り込んだ。出発直後、ガイドの今井セツ子さん(68)が到着時刻などを説明。鳥取市内の地図や観光ガイドが配られた。

 香美町役場と浜坂駅前で10人ずつ降車。行政関係者と思われる人が目立つ。試験運行に、県も町も関心を示している。

 豊岡市内の60代男性は「車で年に数回、鳥取に行くが、バスは安全で楽。次は妻と一緒に買い物に行こう」と、早くも次回の計画を練る。浜坂駅前から小学生の息子と乗車した会社員男性(44)は「鳥取は生活圏で、普段はマイカー。帰りはJRを使う」と話した。

 午前10時10分ごろ、鳥取駅南口に到着。乗っていた全但バスの桐山徹郎社長が地元テレビ局の取材を受け「北近畿自動車道の整備が進み、需要も見込める。山陰海岸ジオパークの取り組みのように両県の連携がさらに必要」と答えた。

 鳥取駅からバスで15分、鳥取砂丘に到着。眼前の砂丘の広さに気が遠くなる。標高47メートルの「馬の背」まで行く間に、10組に「どこから来たのか」と聞いてみたところ、兵庫県3人(神戸、姫路)▽それ以外の国内5人(新潟、東京、神奈川、大分)▽海外2人(フランス、中国)-だった。

 大分県の男性(64)は「妻と車で来た。京都府伊根町から城崎温泉を経て、出雲大社に寄って帰る。秋冬にまた来たい。便利な公共交通機関があればいいですね」と答えてくれた。

 この後、人物や寺院などの砂像が並ぶ「砂の美術館」や、仁風閣(鳥取市東町)などを見学。午後5時発の便で帰路に就いた。鳥取駅での乗車は8人。豊岡市の80代女性は「JRで米子などへ行くつもりだったが、暑いのでやめた。百貨店で買い物をして楽しかった」と話していた。

 滞在は7時間余り。私事だが、この日で全都道府県観光を達成したものの、話題の「すなば珈琲」も寄れず、特産のスイカも買えなかった。次回は鳥取大生のおいを訪ねよう。

【豊岡-鳥取間の高速バスの試験運行】18日までの金-日曜と祝日の計10日間、一日2往復する。所要時間は1時間46分。豊岡からの料金は、鳥取=千円▽浜坂駅=700円▽香美町役場=500円。JRの所要時間は、豊岡-鳥取なら特急はまかぜ(3390円)で約1時間20分、普通列車(1490円)で2時間以上。

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