但馬

  • 印刷
将棋のプロ棋士を養成する奨励会入りが決まった大垣航祐さん=豊岡市妙楽寺
拡大
将棋のプロ棋士を養成する奨励会入りが決まった大垣航祐さん=豊岡市妙楽寺

 朝来中学校(兵庫県朝来市新井)1年大垣航祐さん(13)=同市=が9月から、将棋のプロ棋士を養成する「奨励会」に入会することが決まった。日本将棋連盟但馬支部によると、但馬地域からの奨励会入りは初めて。今後は月2回、大阪市福島区の関西将棋会館に通い、年上の会員との対局が続く。大垣さんは「さらに厳しくなるので、気を抜かずに頑張りたい」と意気込んでいる。(竜門和諒)

 8月14~16日に入会試験を受けて合格した。6級からスタートし、26歳までにプロ棋士(四段)になれないと退会となる。

 小学3年で将棋に興味を持ち、同市生野町の教室に通ううちに上達した。小学5年の時、豊岡市長杯など同支部主催の3大会すべてで優勝。この頃、藤井聡太七段の躍進が話題になったことから、「同世代なのにプロ入りして29連勝はすごい」と刺激を受けた。

 小学5年の終わり頃からは加古川市の井上慶太九段の道場に通い、「プロ棋士になる」という目標も芽生えた。父の武志さん(48)は「性格は控えめなのに、将棋盤の前では勝負師の顔になる」と驚いたという。

 普段は将棋本を見て戦術を学ぶほか、携帯のアプリを使ってオンラインの相手と対局する。「疲れるけれど、考えれば考えるほど打つ手の可能性が広がる」。週末は道場などでほぼ一日中、将棋盤に向かう。

 かつては、はじめに飛車を動かす「振り飛車」の戦型を得意としたが、最近は飛車を動かさない「居飛車」と、角を交換して手駒にする「角換わり」の戦法にシフト。「居飛車の方が戦術も多く、思いがけない手を指してくる強い相手に対応できる」という。

 「奨励会では将棋を楽しみたい。20歳までには三段、22歳にはプロに」。夢に向かってまた一手、駒を進める。

但馬の最新
もっと見る

天気(12月8日)

  • 12℃
  • ---℃
  • 20%

  • 11℃
  • ---℃
  • 50%

  • 13℃
  • ---℃
  • 10%

  • 12℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ