但馬

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トークライブで意見交換する(左から)がっせぇアート理事長の茨木やよいさん、映画監督の近藤剛さん、中貝宗治豊岡市長=豊岡市元町、豊岡劇場
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トークライブで意見交換する(左から)がっせぇアート理事長の茨木やよいさん、映画監督の近藤剛さん、中貝宗治豊岡市長=豊岡市元町、豊岡劇場

 障害者アートの支援について考えるトークライブが5日、兵庫県豊岡市元町の豊岡劇場であった。自閉症の主人公、古久保憲満さんが直面する現実を追った映画「描きたい、が止まらない」を上映後、監督の近藤剛さんとNPO法人がっせぇアート(同県養父市)の茨木やよい理事長、中貝宗治豊岡市長が討論。近藤監督は「古久保さんにとって絵を描くことが社会とつながるパスポート」と撮影を振り返り、中貝市長は「健常者との接点を近くする仕掛けが、共生のまちづくりに必要」と述べた。(桑名良典)

 トークライブは、但馬に住む障害者のアート作品を紹介する「がっせぇアート展」が今年で10周年を迎えるのを記念して企画され、市民ら約80人が映画を鑑賞した。

 近藤監督は、古久保さんについて「幼い頃から自閉症を抱え、対人関係が苦手だった。運転免許を取得して、彼の自立への道が始まっている」と生い立ちを紹介。障害児への親の向き合い方について「何かに挑戦したい気持ちを尊重し、認めること」と説いた。

 「がっせぇアート展」を10年続けてきた茨木理事長は「障害者には受け身の人生が変わったというメンバーも多い。ダンスや歌でもいい。発表の場が広がれば」と活動の発展に期待を込めた。中貝市長は「市役所食堂では障害者が働いており、健常者や市民との距離を縮めることが大切。駅前などの施設にも、互いの理解が深まるような場を増やしたい」と話した。

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