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かばん製造の現場を見学するツアー参加者ら=豊岡市上陰
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かばん製造の現場を見学するツアー参加者ら=豊岡市上陰

 国内最大のかばん産地・兵庫県豊岡市で斬新なデザインを募集して製品化するプロジェクトで、1次審査を通過した建築士や家具デザイナーら5人がこのほど、2日間の現地見学ツアーに訪れた。市内のかばんの製造現場や資材卸会社、観光名所なども巡り、デザインのヒントを探った。(石川 翠)

 豊岡のかばんの知名度を高めようと、同市の第三セクター「豊岡まちづくり株式会社」が初めて企画。かばん業界で生産や企画に携わっていないことを条件に8~9月に募集したところ、全国から96人の応募があった。ラフスケッチとコンセプトなどをもとに書類選考し、東京都と神奈川県の30~40代のグラフィックデザイナーやプロダクトデザイナーら5人が通過。交通費や宿泊費は同社が負担し、現地ツアーに招いた。

 1日目はかばん関連会社4社を訪問した。かばんメーカー「由利」ではコンピューター利用設計システム(CAD)で生地を裁断したり、検品したりする受託生産(OEM)の現場を見学。オリジナルブランドにも注力している同社の由利昇三郎社長は「持ち物が少なく、小さくなっているので、財布とかばんの中間のものにニーズがあると考えている」などと話した。

 他に、ファスナーなどの資材卸会社「足立」▽ダレスバッグを専門に製造する「三宅初治商店」▽多様なオーダーメイドを受注しているメーカー「マスミ鞄嚢」-を見学した。2日目は玄武洞や城崎温泉などの名所を巡った。

 1級建築士の男性(49)=東京都=は「かばん関連の会社が集約され、町全体が特化している印象。一点物を手掛けている現場は建築と同じだと感じた。身にまとう物の中で主役になるようなかばんを考えたい」と話していた。

 5人は来年1月までにデザイン画を提出し、2次審査を経て大賞作品が製品化される。

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