但馬

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親子で防災士の資格を取得した(左から)佐藤明子さん、万優子さん、美和さん。右端は香美町防災士連絡会代表の藤原道久さん=同町香住区香住
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親子で防災士の資格を取得した(左から)佐藤明子さん、万優子さん、美和さん。右端は香美町防災士連絡会代表の藤原道久さん=同町香住区香住

 兵庫県香美町香住区香住、香住第一中学校2年佐藤美和さん(14)と香住小学校6年の万優子さん(11)姉妹が11月下旬、防災士の資格を取得した。家族での取得は母の明子さんと兄の京都先端科学大1年洋平さん(18)も合わせて4人に。NPO法人兵庫県防災士会(神戸市)によると、県内で活動する防災士約170人の中でも小中学生は珍しいという。姉妹は「地域で防災や減災の大切さを伝える活動に携わりたい」と話している。(金海隆至)

 NPO法人日本防災士機構(東京)が認定する民間資格。昨年、香住高校でボランティア部の部長を務めていた洋平さんが但馬県民局の「ひょうご防災リーダー講座」を受講し、修了者が受験できる試験に合格したことがきっかけで、家族に目標の輪が広がった。

 日本赤十字社の救急法救急員でもある明子さんが今年2月、同救急員の特例を活用して1日で資格を取得。次女美和さんと三女万優子さんは7~9月の計6日間、中播磨県民センター(姫路市)の「ひょうご防災リーダー講座」を受講した。災害発生のメカニズムや地域防災、災害時要援護者対策を学ぶ講義、救命講習などに加え、避難所運営のワークショップにも参加した。

 美和さんは「避難者を短時間で誘導する大変さと慌ただしさを実感できた。災害が遠い出来事ではなく、身近に感じられるようになった」と振り返る。2人は専門用語と格闘しながら、最終日の試験に合格した。

 親子4人は香美町防災士連絡会にも所属。要請があれば地域や学校の防災活動に加わるつもりだ。美和さんは「防災の広告塔でも何でもやりたい」と話し、消防士を目指す万優子さんは「災害で困っている人を助ける活動がしたい」と意気込む。明子さんは「家族で率先して共助の技術を高めたい」と話している。

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