但馬

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瓦や石畳の様子など竹田城跡の遺構調査の成果を紹介する企画展=朝来市埋蔵文化財センター
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瓦や石畳の様子など竹田城跡の遺構調査の成果を紹介する企画展=朝来市埋蔵文化財センター
遺構確認調査で見つかった石畳=今年2月、竹田城跡(朝来市文化財課提供)
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遺構確認調査で見つかった石畳=今年2月、竹田城跡(朝来市文化財課提供)

 国史跡・竹田城跡(兵庫県朝来市和田山町竹田)で昨年度行われた遺構確認調査の結果を紹介する企画展「武者の犬走り・あるじの石畳」が、道の駅「但馬のまほろば」(同市山東町大月)併設の市埋蔵文化財センター「古代あさご館」で開かれている。城跡内に敷かれていることが分かった石畳や、石垣の根元部分にある水平の盛り土面「犬走り」の写真など約30点を展示している。27日まで(月曜休館)。(竜門和諒)

 同城跡では経年劣化に加え、観光客の大幅増で遺構の露出や土砂の流出などが発生していた。そこで、市は2017年度に「史跡竹田城跡整備基本計画」を策定。保護方針を決めるために状況を確認する必要があり、昨年度の冬季閉山期間中に初めて本格的な調査を行った。

 その結果、二の丸から三の丸にかけて石畳が敷かれていたことが判明した。同センター学芸員の飛田恵美子さんによると、石畳は石垣に沿わない不自然な形で敷かれていたことから「(最後の竹田城主の)赤松広秀が完成させたとされる石垣だが、部分的には後世に造り変えられた可能性もある」と分析する。

 企画展では、見つかった石畳や犬走りの写真、これまでに出土した建物の瓦などを紹介。また、築城当時の様子が分かる資料として、戦国時代末期に地元の庄屋の当主が書いた「和田上道氏日記」や、赤松広秀ゆかりの日本刀「獅子王」の写し刀も展示している。

 市は本年度の閉山期間中にも2回目の調査を予定。飛田さんは「竹田城の本当の姿を知る大切な資料ばかり。築城当時の姿に思いをはせるのも面白い」と話している。

 午前9時~午後5時。入館無料。同センターTEL079・670・7330

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