但馬

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クマの被害に遭って枝が折られたとみられる柿の木=朝来市山東町金浦(三宅和幸さん提供)
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クマの被害に遭って枝が折られたとみられる柿の木=朝来市山東町金浦(三宅和幸さん提供)
クマの捕獲に使用されるドラム缶を組み合わせたおり=朝来市役所西館
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クマの捕獲に使用されるドラム缶を組み合わせたおり=朝来市役所西館

 兵庫県朝来市と京都府福知山市にまたがる夜久野高原でクマによる被害を防ごうと、両市が府県境での被害状況などについて情報共有することでこのほど合意したほか、兵庫県と京都府も連携を確認するなど、それぞれ協議を始めた。おりの設置場所などについて事前に情報を交換するという。(竜門和諒)

 同高原では2018年から農作物への被害が目立っていた。自宅前の道路が府県境という農家の三宅和幸さん(67)=朝来市=は昨年11月、朝来市側に所有する土地の柿の木が被害に遭ったといい、クマが歩いたとみられる跡が福知山市側から続いていた。朝来市と県に報告したところ、おりが設置されたのは朝来市側のみで、福知山市側の対応はなかった。

 クマを捕獲するおりの設置許可は都道府県知事が、決められた捕獲頭数の制限内で出すため、具体的な設置場所は各府県が判断している。

 県の担当者によると、但馬の府県境は大半が山間部のため、これまで府県で共有すべき被害情報はなかったというが、同高原では農地や住宅が混在することから「この場所だから発生した特殊な問題」と説明する。

 府県境に沿って住宅が並んでいる朝来市側で昨年、県は3カ所のおりで3頭を捕殺した。一方、府県境は農地が中心の京都府はおり1カ所を設置し、1頭を捕殺。朝来市の担当者は「目撃情報が朝来市民に偏っていた可能性がある」としている。

 三宅さんら地元住民が行政側に被害情報の共有などを求めたことを受け、府県などが協議を開始。県の担当者は「今後、被害や目撃の情報をどのように共有するか、検討を進める」としている。

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