但馬

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ソメイヨシノに看板を設置する弘道コミュニティ協議会のメンバー=出石城跡
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ソメイヨシノに看板を設置する弘道コミュニティ協議会のメンバー=出石城跡
植物の分布をまとめ、プレートの配置図として利用した模造紙=出石振興局
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植物の分布をまとめ、プレートの配置図として利用した模造紙=出石振興局

 兵庫県豊岡市出石町内町、出石城跡周辺の草木を解説する樹名札「植物プレート」を、地元住民でつくる「弘道コミュニティ協議会」環境づくり部のメンバーが製作し、26カ所に設置した。これまで取り組んできた生物調査や植物観察会の集大成。メンバーは「観光客はもちろん、地元住民が身近な自然に関心を持つきっかけとなれば」と期待している。(末吉佳希)

 同部は2015年から活動。NPO法人「コウノトリ市民研究所」の専門家らの協力を得ながら、住民向けの植物観察会を開いたり、水生生物や鳥類などの生態や分布をまとめた観察マップを作ったりするなど、環境学習に力を入れている。

 プレートは、植物の分布を模造紙にまとめた上で、城跡から北東にある諸杉神社や出石振興局隣の築山にかけて配した。

 これまでは樹名を書いてラミネート加工した紙や木板をひもでくくりつけていたが、耐久性に欠けるため今回は専門業者に発注。気候の変化に強いプラスチック製にしたほか、自立式のものなどバリエーションを増やした。

 専門家の助言で樹木の漢名や英語名も併記。説明文は、地域史を研究しているメンバーが歴史や文化を盛り込み、「分かりやすく簡潔に」と50字程度に収めた。ほぼ全て現地で撮影した四季折々の写真も掲載した。

 城跡内のイロハカエデの紅葉は地元のシンボル「辰鼓楼」とともに写真に納まり、有子山稲荷神社の入り口に立つエノキは「稲荷参道と諸杉神社をつなぐ小道の目印」などと説明している。

 同部副部長の川見祐枝さん(73)は「水生生物や鳥類などにも幅を広げ、プレートの数を増やしたい」と話している。

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