但馬

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競り人らが威勢の良い声を響かせたマツバガニの最終競り=柴山港
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競り人らが威勢の良い声を響かせたマツバガニの最終競り=柴山港

 冬の味覚の主役、ズワイガニの漁期が20日、終了した。兵庫・但馬の各漁港では早朝、雄マツバガニの最終競りが行われ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて単価が急落する中、競り人らは「きょうで終わりだでー」などと景気づけの声を響かせた。

 香美町香住区沖浦の柴山港では、沖合底引き網漁船3隻が前日夜からマツバガニ約3100匹(約2千キロ)を水揚げ。大きさや色つやなど100ランク以上とされる厳しい基準で選別されたカニを、仲買人たちが品定めしながら次々に競り落としていった。1匹の最高値は、「柴山ゴールド」のタグが取り付けられた「番ガニ」(1・6キロ)に付いた3万円だった。

 但馬漁協柴山支所によると、政府がイベント自粛などを要請した2月下旬以降、地元の民宿や旅館では宿泊予約のキャンセルが相次ぎ、マツバガニの競り値が急降下。多くの漁船がホタルイカ漁に移行し、カニの供給量が減ったことで、漁期終了直前になって再び価格が持ち直したという。

 同支所長の和田耕治さん(59)は「シーズン最後までカニにこだわるのが柴山だが、今季は漁業者も、水産加工業者も、観光業者も新型コロナウイルスの影響を多分に受けた。早く終息してくれることを祈るばかり」と神妙な表情で話していた。(金海隆至)

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