但馬

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樹齢千年を超す「樽見の大桜」(右)と、苗木を植樹されて育った「子桜」=養父市大屋町樽見
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樹齢千年を超す「樽見の大桜」(右)と、苗木を植樹されて育った「子桜」=養父市大屋町樽見
畑で大きく育ち、枝ぶりも立派な「子桜」=養父市大屋町夏梅
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畑で大きく育ち、枝ぶりも立派な「子桜」=養父市大屋町夏梅
「大桜」よりも濃いピンク色の「子桜」=養父市大屋町大屋市場
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「大桜」よりも濃いピンク色の「子桜」=養父市大屋町大屋市場
口大屋小学校の卒業時に双子に贈られた「子桜」は2本=養父市大屋町夏梅
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口大屋小学校の卒業時に双子に贈られた「子桜」は2本=養父市大屋町夏梅

 兵庫県養父市大屋町樽見で見頃となっている「樽見の大桜」の周辺で、20年ほど前に地元の児童が種から苗木に育てて植樹した「子桜」が次々に満開を迎えている。「親桜」とは異なり、早咲きや濃いピンク色のものなど個性はさまざま。地元の旧口大屋小学校の卒業生には苗木が配られ、成長した桜が地域一帯で咲き誇っている。(桑名良典)

 県内最大のエドヒガンザクラとされ、樹齢千年ともされる「樽見の大桜」は高さ13・8メートル、幹回り6・3メートル。地元では「仙桜」と呼ばれ、親しまれてきた。1993年ごろには木が腐り、一時は枯死寸前だったが、樹木医らの献身的な手当てで樹勢が回復している。

 子孫を残そうと99年、樹木医が種を採取し、口大屋小学校で育てることになった。2001年には児童らが大桜の周囲に約20本の苗木を植樹。06年に閉校するまで卒業生に苗木が1本ずつ贈られ、双子の卒業生の家庭には2本渡された。

 同市の男性(67)の畑では枝ぶりも立派な桜に成長。男性は「日当たりのよい場所で、肥料をやって育ててきた。里にあるので咲く時期は大桜より早いけど、色はよく似ている」と目を細める。

 大屋地域局にある桜は濃いピンク色の花を咲かせている。樹木医の男性(79)=朝来市=は「人間の子どもでも足が速い子や絵がうまい子がいる。いろいろ個性的で味がある」と、里を彩る咲き具合に満足そうだった。

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