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前年の半値を下回る安値で取引されているベニズワイガニ=香住漁港西港
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前年の半値を下回る安値で取引されているベニズワイガニ=香住漁港西港

 関西で唯一、香住漁港西港(兵庫県香美町香住区若松)で水揚げされるベニズワイガニが、前年の半値を下回る安値で取引されている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食店などの需要が激減。今月末の漁期終了を前に、漁師や水産加工業者は落胆している。

 ベニズワイガニは水温の低い水深800~1500メートルに生息し、引き締まった身と強い甘みが特長。同町では「香住ガニ」と呼んでブランド化を図っている。県但馬水産事務所によると、昨季は1キロ当たりが過去最高の667円だった。

 今季は加工用を中心に価格が低迷。3月以降、活ガニやコンテナ1箱当たり(30キロ入り)の価格が前年同期の半値以下に落ち込んだ。今月27日には小型船8隻が約24トン、28日には大型船1隻が約10トンを水揚げしたが、1キロ当たりは170~210円台に下がった。

 但馬漁協香住支所の澤田敏幸販売課長(51)は「宿泊施設や飲食店の客足が戻らず、水産加工業者の出荷が滞っている状態」と指摘。香住水産加工業協同組合の長一仁組合長(71)は「緊急事態宣言解除が需要拡大につながれば。漁師や水産加工業者が事業を継続する心が折れはしないかが心配」と話している。(金海隆至)

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