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根が紫色の希少植物「ムラサキ」を手入れする服部保学長=県立南但馬自然学校
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根が紫色の希少植物「ムラサキ」を手入れする服部保学長=県立南但馬自然学校

 兵庫県朝来市山東町迫間、県立南但馬自然学校で、希少植物「ムラサキ」が栽培されている。紫色の語源でもあり、万葉集や源氏物語などの古典にも登場する植物。同校学長の服部保・県立大名誉教授(72)=植物生態学=は「上品で高貴な色として古くから染料などに使われてきた歴史を想像しながら見てほしい」と話している。

 ムラサキ科の多年草で、根は染料として重宝されてきたが、人工染料の普及により栽培量は減少。現在ではほとんど自生しておらず、環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されている。

 同校では服部学長が知人の研究者から譲り受けた種を昨年、鉢に植え、このほど白い花を咲かせた。校内ではほかにフジバカマやミツマタなど万葉集で詠まれた植物も多く見られるといい、誰でも観賞できる。

 また、同校は新型コロナウイルス感染拡大による利用者減を受け、敷地内に2台の固定カメラをこのほど設置。校内に生息するハクビシンやニホンアナグマ、産卵のピークを迎えているモリアオガエルなどをフェイスブックで紹介している。同校TEL079・676・4730

(竜門和諒)

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