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14年使い続けるペットボトルを前に、ごみ削減について語る村尾久司さん=兵庫県豊岡総合庁舎
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14年使い続けるペットボトルを前に、ごみ削減について語る村尾久司さん=兵庫県豊岡総合庁舎

 7月、一斉にレジ袋が有料化されたが、兵庫県豊岡市の県職員村尾久司さん(52)は地球への負荷を減らす「ナチュラルライフ」を約30年前から続けている。レジ袋だけでなく、プラスチックごみを極力減らし、旅先で購入したペットボトルを14年前から使う。温暖化にも配慮し、市内での移動はマイカーを使わない。「まずは気付きが大事」と話す村尾さんに、ごみを減らす工夫を聞いた。(阿部江利)

 村尾さんは新温泉町出身で、山陰海岸ジオパーク推進協議会(事務局・但馬県民局)に勤める。20歳ごろから環境問題に目を向け、野菜は自給自足。マイカーは同町と豊岡市の行き来だけに使うと決め、化石燃料を使わない生活を心掛ける。自宅で計り続ける気温は近年、特に温暖化の傾向が目立ち、危機感を募らせている。

 2018年、京都府京丹後市で開かれた講演会でプラスチックごみによる海洋汚染について知り、さらなるごみ減量へとスイッチが入った。肉や魚、卵は地元の個人商店で「マイ容器」持参で買い、豆腐を自転車で30分かけて買いに行くことも。2週間に1袋出していたプラごみは2カ月に1袋に減り、燃やすごみも3分の1程度まで減った。エコバッグや風呂敷をフル活用し、直近5カ月で受け取ったレジ袋は15枚だけだった。

 「プラスチックを使わない生活を考えれば『これは要らない』と毎日新しい発見があり、ある物で何とかしようという工夫が楽しめる。まずは発生抑制が大事」と村尾さん。同ジオパークとしても、温暖化や海洋ごみ削減を考える講演会を各地で開催するほか、自らも学校などで講演し、高校生からは「プラスチックおじさん」と呼ばれる。「人がやるのを待つのではなく、自分にできることを始めて」と呼び掛けている。

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