但馬

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左腕のグラブを捕球後に外し、ボールを持ち替えて投げる実技を披露した岡原さん=村岡高
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左腕のグラブを捕球後に外し、ボールを持ち替えて投げる実技を披露した岡原さん=村岡高
左腕のグラブを捕球後に外し、ボールを持ち替えて投げる実技を披露した岡原さん=村岡高
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左腕のグラブを捕球後に外し、ボールを持ち替えて投げる実技を披露した岡原さん=村岡高

 障害者野球日本代表として活躍し、「隻腕のイチロー」と呼ばれた岡原年秀さん(46)=兵庫県高砂市=がこのほど、村岡高校(同県香美町村岡区村岡)で「自分の可能性を信じろ」と題して講演した。利き腕の右腕を失いながら再起を遂げた日々を振り返り、全校生167人に「諦めない限り、人生はどうにでも変えていける」と語り掛けた。

 兵庫県のオリンピック・パラリンピック教育推進校に指定される同校で、スポーツや共生社会への理解を深める事業の一環。

 岡原さんは社高校(加東市)野球部出身。29歳の時、勤務先の工場での事故で右腕を切断した。直後は鏡に映る姿を直視できなかったという。

 家族や同僚の支えを励みにリハビリに取り組み始めた2年後、障害者野球と出合った。自分より重いハンディを背負う選手たちが懸命にプレーする様子に心を揺さぶられ、「神戸コスモス」に入団。左腕だけで守備や打撃の技術を習得して世界大会に出場した。「見られることが苦痛でなくなった。スポーツの力には感謝している」と話す。

 「両腕があった時にできなかったことができれば自信になる」と、その後もマラソンやトライアスロンに挑戦。「人生に挫折や失敗は付きものだが、その経験を土台に一歩を踏み出せれば、少しずつ前に進める」とエールを送った。(金海隆至)

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