但馬

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取材に応じる兵庫県豊岡健康福祉事務所の柳尚夫所長=県豊岡総合庁舎
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取材に応じる兵庫県豊岡健康福祉事務所の柳尚夫所長=県豊岡総合庁舎

 新型コロナウイルス感染が全国で広がる中、8月に入り、これまで感染者がなかった兵庫県の但馬地域でも住民の感染が確認された。現状をどう受け止め、備えるのかについて、兵庫県豊岡健康福祉事務所の柳尚夫所長(63)に聞いた。(聞き手・阿部江利)

 -但馬の現状は。

 「1日に但馬で初めて、県朝来健康福祉事務所管内(養父市、朝来市)の60代男性の感染が確認された。鳥取県などからも、新日本海新聞社但馬支社(新温泉町)の社員3人について感染の報告があった。5日には朝来市の70代男性の感染を確認している。1日までに確認した4人については濃厚接触者にPCR検査をした結果、新たな感染者は出ていない。南但馬の感染者2人は軽症だが、専門医療機関に入院してもらっている」

 -感染が身近になった。

 「身近な場所での確認がショックな気持ちは分かるが、冷静に対応してほしい。今までたまたま出なかっただけ。来ると分かっていたものが来ただけで、驚くこともない。国内では重症化例は極めて少なく、高齢で基礎疾患がある人以外は風邪程度で済んでいる。感染を100%防ぐことはできず、社会経済活動と折り合いをつけていく段階にある。感染は誰にでも起こること。感染した人を批判せず、理解することが大事」

 -どう対策すれば。

 「マスクをして、手を洗い、十分に距離を取るという予防策を続ける。体調が悪いと感じれば人と会うことを避け、かかりつけ医に事前に電話して受診し、必要だと判断されれば検査を受ける」

 -医療体制は。

 「但馬の感染症病床は4床。PCR検査で陽性なら入院してもらう。今後、感染者が増えるようなら病床を増やさないといけないので、50床をめどに準備をしている。感染者の大部分は軽症か無症状であることも分かってきたので、本当に必要な人のために病床を空けておくためにも、重症、中等症、軽症と症状に応じた医療機関の役割分担ができるのかを検討する」

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