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電動バイクを使った「着地型観光」の新ツアーを企画した大林大悟さん(右)ら=豊岡市城崎町湯島
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電動バイクを使った「着地型観光」の新ツアーを企画した大林大悟さん(右)ら=豊岡市城崎町湯島

 兵庫県豊岡市戸牧の旅行業「たびぞう」が今夏、城崎温泉街や周辺の景勝地を電動バイクで巡るツアー「城崎プチたび」を始めた。旅行者自身が行き先を決め、ガイドは同行せずに、寄り道を楽しみながら目的地を目指せる。同社の大林大悟社長(40)は「あえて迷うもよし、寄り道をして目的地に行かないのもよし」と話し、コロナ禍で密を避けて観光を楽しみたい人たちにアピールする。(阿部江利)

 同県香美町出身で但馬の旅行会社に長年勤めた大林さんは「スーパー添乗員」を名乗り、県立但馬技術大学校(豊岡市)の非常勤講師として観光論の講義もしている。昨年12月に同社を創業。会社員時代から「仕事への意欲が高まる社員旅行」といったオーダーメードの社員・個人旅行を約1400件企画し、売り上げを順調に伸ばしてきた。

 しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一時は売り上げがゼロになった。そんな中、客を観光地へ連れて行くツアーではなく、訪れた人を楽しませる「着地型観光」で地元を盛り上げようと、新ツアーを開発することにした。

 城崎温泉街ではコロナ前、温泉街や周辺をロードバイクなどで走るサイクリングツアーを地元の宿泊業者が実施し、欧州からの観光客らに人気を集めたという。今回の「城崎プチたび」は、同ツアーで外国人に人気だった見どころを日本人向けに練り直し、電動バイクを使って楽に移動できるようにアレンジした。

 参加者は、見どころを紹介するフォトブックを見て行き先を決め、必要最小限の情報だけが載った地図を手に出発。路地裏や漁港などを通りながら、玄武洞や竹野海岸などを目指す40分~2時間の散策を楽しむ。小川のせせらぎや匂い、路地裏の風景、住民とのあいさつなど、観光名所に限らない魅力を味わってもらう。

 電動バイクの最高速度は時速30キロと程よい速さ。原付免許が必要だが、電動アシスト自転車や子ども用自転車も用意し、家族でも参加できる。大林さんは「コロナが落ち着いた後は、外国人観光客への魅力発信にもつなげられるはず」と期待を込めている。

 ツアーの発着は宿泊施設「小宿縁」(同市城崎町湯島)。1人あたり40分2千円から。たびぞうTEL0796・29・1500

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