但馬

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搾汁機にかける前にナシを水洗いする従業員=トキワ
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搾汁機にかける前にナシを水洗いする従業員=トキワ

 兵庫県香美町香住区三谷の発酵食品会社「トキワ」が24日、特産の二十世紀梨を原料にした「梨ワイン」の仕込みを始めた。梨ワインは全国的にも珍しく、優しい甘さと香りが女性を中心に人気の商品。柴崎明郎社長(49)は「山陰の恵みを生かしたジューシーなワインを提供したい」とアピールしている。来年1月上旬からの販売を予定。(金海隆至)

 同社は1985年にワインの製造免許を取得し、86年に梨ワインの販売を開始した。原料のナシは鳥取県産や京都府京丹後市産も含め、昨年の約10トンを上回る約14トンを調達。例年より小玉が多いが、糖度11度前後で甘さは十分という。

 この日は、従業員たちがナシを水洗いし、搾汁機にかける作業に1日を費やした。新鮮な果汁は3日置き、上澄み液のみをタンクに移して3~4週間、低温発酵させる。その後、酵母を取り除き、ろ過を重ねて12月中旬の完成を目指す。

 アルコール分は通常のワインより低い8度。甘さを保ったまま、発酵を止める工程に試行錯誤を繰り返してきたといい、柴崎社長は「みずみずしい果実の特徴を残した繊細なワイン」と胸を張る。

 定番の「梨花一輪」が約1万3500本(360ミリリットル換算)、炭酸ガスを加えた「梨のスパークリングワイン」が約8300本(375ミリリットル換算)の製造を見込み、但馬各地の小売店や道の駅などに出荷する。

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