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山廃吟醸純米として13年ぶりに復活した「酒談義」=香住鶴
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山廃吟醸純米として13年ぶりに復活した「酒談義」=香住鶴

 兵庫県香美町香住区小原の酒造会社「香住鶴」が、数量限定の山廃吟醸純米「酒談義」を発売した。昭和、平成期に20年以上販売した人気銘柄。洗練されたラベルデザインや味わいを懐かしむ声が多いため、以前とは酒質を変えた「お燗(かん)がうまい吟醸純米」として13年ぶりに復活させた。(金海隆至)

 酒談義は1985~2007年に販売。すっきりとうま味のある本醸造酒として親しまれ、墨書きで記した銘柄の字体や、いろりのイラストを添えたラベルが好評だった。販売商品の見直しで店頭から消えたが、問い合わせが絶えなかったという。

 同社は全量を伝統的な生酛(きもと)や山廃造りで仕込むが、発酵管理が難しいとされる。新たな酒談義には、16年に造った山廃吟醸純米のうち、試飲した福本芳夫社長や杜氏(とうじ)らが「味が出荷レベルに到達していない」と判断し、瓶詰めにして低温貯蔵で4年間熟成させた古酒を採用した。

 福本和広専務(36)は「飲みづらさのもとになっていた硬さが消え、まろやかでうま味のある酒に仕上がった。今がまさに飲み頃」と手応えを話す。

 秋冬の到来に合わせ、コンセプトは「お燗がうまい吟醸純米」。日向(ひなた)燗(30度前後)から飛切(とびきり)燗(55度前後)までのお薦めの飲み方と、温度帯で変化する香りや味わいの特徴を裏ラベルで紹介している。

 酒米には兵庫県産山田錦(精米歩合55%)と豊岡産五百万石(同)を使用。福本専務は「オールドファンも新たに手に取る人も楽しんでもらえたら」とPRしている。

 1・8リットル(900本)が2805円、720ミリリットル(1800本)が1595円。同社の直売所や但馬、京阪神の小売店などで販売する。同社TEL0796・36・0029

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