但馬

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畑で育つ「ネギマッチョ」を前にPR用のポーズをする小川恭弘さん(左)と菜美さん=豊岡市出石町日野辺
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畑で育つ「ネギマッチョ」を前にPR用のポーズをする小川恭弘さん(左)と菜美さん=豊岡市出石町日野辺

 兵庫県但馬地域の新たなブランド農産物を作ろうと豊岡市内の若手農家5人が立ち上げた「ネギ人生産組合」が育てる新ブランドの白ネギ「タジマネギマッチョ」が、今冬の初出荷を前に順調に育っている。ネギに人生をかけるという“ネギ人”たちは、既存品種を太く甘く育てる栽培に挑み、「豊岡を代表する特産品として世界一のネギを目指すとともに、農業の裾野を広げたい」と意欲十分だ。(阿部江利)

 組合は2019年春、鎌田頼一組合長(30)ら20~30代の新規就農者5人で立ち上げた。雪が降る但馬では冬場に路地で農産物が作れないため、冬でも収穫ができる特産物を作り、収益性を高めようと生産に取り組んでいる。

 ネギは昨年から試験的に生産。長く太く育つように盛り土をして、必要な栄養を追肥する。今年2月に大阪で開かれた展示商談会に出展したところ好評で、手応えを感じたという。

 太さは、一般的には規格外となる3~4センチの規格を設け、商標登録を申請中。ネギをマッチョにするトレーナーの気分で栽培し、「鍛え上げるほどにその身は太く甘く柔らかくなる」という。5人で計70~80トンの出荷を目指す。

 収穫期は11~2月。但馬では10月下旬から販売予定で、イベントやウェブなども活用してPRを続けている。1本丸ごとを焼いて食べたり、天ぷらにしたりと、ネギをメインにした食べ方がおすすめという。

 生産者の一人、小川恭弘さん(30)は京阪神でスポーツトレーナーをした後に帰郷し、市の農業スクールなどを経て就農。現在は妻菜美さん(42)と野菜の直売所「ベジーデプラス」(同市正法寺、同市出石町日野辺)を営んでいる。恭弘さんは「作る側も楽しみながら生産している。農業のイメージを変えたい」と意気込む。

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