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新たな投資者の下で再生を目指す「道の駅但馬楽座」=養父市上野
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新たな投資者の下で再生を目指す「道の駅但馬楽座」=養父市上野
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 兵庫県養父市上野の「道の駅但馬楽座」の経営支援に、食肉卸大手「エスフーズ」(同県西宮市)の村上真之助社長が乗り出すことが22日、関係者への取材で分かった。養父市が筆頭株主の第三セクター「やぶ温泉観光」が運営してきたが、今後解散し、村上社長らが出資する新会社が経営を引き継ぐ。従業員の雇用のほか、温泉やレストラン、宿泊施設の営業は継続する。老朽化していた施設を改修するなどして再生を目指す。(桑名良典)

 同道の駅は1991年6月、旧養父町などが出資するやぶ温泉観光が温泉宿泊施設として開業。但馬ビーフを堪能できるレストランも備え、国道9号のドライブインとしてにぎわった。

 2019年度の年間利用者は温泉客8万人、宿泊客1万人を含む約22万人。売上高は2億5千万円に上ったが、約6億円の長期債務が負担となっている上、施設は老朽化が目立ち、今後の投資にめどが立っていなかった。

 但馬牛の取引市場があり、生産や流通の拠点となる養父市とエスフーズの縁は深く、村上社長は企業再生などに関心が高いことで知られる。道の駅の土地や建物を買い取った上で新会社を発足させ、新たな投資では食肉関連商品を販売する予定。将来的にはホテルや温泉も改修するという。

 やぶ温泉観光は株主総会を開き、営業譲渡などを決議した。金融機関は数億円の債権を放棄。養父市も出資金750万円が返ってこなくなるが、市関係者は「新たな買い手の下で投資が進めば、観光拠点としての再生を期待できる。前向きな整理と捉えたい」としている。

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