但馬

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空き店舗を図書館として改装中の守本さん(右から4人目)とボランティアら=豊岡市中央町
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空き店舗を図書館として改装中の守本さん(右から4人目)とボランティアら=豊岡市中央町

 公立豊岡病院出石医療センター(兵庫県豊岡市出石町)の医師守本陽一さん(27)が、同市中央町の大開通りの空き店舗を改装し、12月に図書館「だいかい文庫」を開設する。本好きの人たちが大型本棚を共有して区画ごとにオーナーとなり、お薦めの本を貸し出す試み。クラウドファンディングで改修費や運営費を募っている。(石川 翠)

 守本さんは、地域住民の予防医療や健康づくりのためには病院の外でも交流することが大切と、移動式屋台でコーヒーを提供しながら対話を楽しむ「モバイル屋台de健康カフェ」の活動を続けてきた。

 自身が本好きなこともあり、さらに常設の拠点をつくりたいと図書館の運営を企画。医療福祉関係の仲間とともに一般社団法人「ケアと暮らしの編集社」を設立した。

 図書館は壁の全面に本棚を設置。1区画(縦横約40センチ)を月2400円で借りた「一箱本棚オーナー」が、お薦めの本を並べて来館者に貸し出す仕組みを採り入れた。静岡県焼津市や東京都武蔵野市の事例を参考にしたという。

 「癒やされたり救われたりした愛読書が、手に取った誰かの処方になるかもしれない。本からケアにつながる空間になれば」と守本さん。「誰もが居場所と生きがいを持てる地域を実現したい」と力を込める。

 守本さんや医療関係者がスタッフとして運営にあたるが、オーナーにも1~2カ月に1回程度依頼したいという。館内にはカフェスペースも設け、計画するイベントや活動への参加を広く呼び掛ける。

 クラウドファンディングは200万円を目標に設定した。寄付額と返礼品はさまざまで、1万円(一箱本棚オーナーに3カ月間なれる)▽3万円(館内に氏名を掲載できる)▽5万円(まち案内を受けられる)など、3900円~100万円の13コースがある。問い合わせはメール(info@yataidekenko.com)で。

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