兵庫県朝来市、篠岡巌さん(80)の畑で、大小の根が四方八方に伸びてタコの足のように絡み合った“七本足”の大根が採れた。篠岡さんは「何十年と大根を作ってきて二本足や三本足は時々あるが、こんなに多いのは初めて」と驚いている。
自宅近くの畑で岩津ねぎや白菜などと一緒に約60本を育てており、11月26日午前に妻が収穫した。計測すると、根の長さは約25センチで、重さは2・3キロあった。
篠岡さんは「大きい石が邪魔でよけるように伸びたのか、すごい生命力を感じる。ラッキーセブンの7で少し元気をもらった気分」といとおしそうになでていた。(竜門和諒)
