兵庫県新温泉町栃谷、道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷(さと)」で6、7日午前10時~午後3時、愛媛県上島町の岩城島で生産されたかんきつ類の販売会が開かれる。甘みや酸味豊かなみかんやレモン、オレンジなど約10種類を計1トンほど販売する。
瀬戸内海のほぼ中心に位置する上島町では、温暖な気候が良質なかんきつ類を育む。同島には県の研究施設があったことから多彩な品種を栽培。商品は島のNPO法人「豊かな食の島岩城農村塾」に所属する農家が生産した。
東日本大震災の被災地支援が縁で昨年2月に初めて販売会を実現し、2回目となる。果肉がゼリーのようにとろける「紅まどんな」や、ほどよい酸味と甘みが楽しめる「スイートレモン」などは全国的にも人気が高いといい、道の駅の中井洋祐駅長(48)は「味のバリエーションを楽しんでもらえたら」と話している。
各種1袋(500グラム)を500~千円前後で販売。土産品の詰め合わせも半額程度で用意する。同道の駅TEL0796・80・9010
(末吉佳希)
