コウノトリ育むお米、オランダへ輸出開始 JAたじま

2021/04/24 05:30

 JAたじま(兵庫県豊岡市)はこのほど、「コウノトリ育むお米」のオランダへの輸出を始めた。欧州では、スイスとフランスに続いて3カ国目。担当者は「安心安全にこだわって栽培した思いが、欧州にさらに広がれば」としている。 関連ニュース 1位はで月収40万7092円!…「ワーキングホリデーで最も稼げる国」ランキング 3位「オランダ」、2位「オーストラリア」 ウェルビーイング考える国際女性会議 オランダ総領事や企業経営者らが事例語る 9月6日大阪 神戸市博で25年、27年「大ゴッホ展」 震災30年の節目に 「自画像」などオランダから名作60点

 コウノトリ育むお米は、環境に配慮した農法で、豊岡市などで作られている。同JAによると、アラブ首長国連邦や米国、シンガポールなど世界8カ国・地域に輸出している。
 欧州への輸出は、神戸市の食品商社「石光商事」の協力を得て今年3月、スイスを皮切りに始めた。
 20日に豊岡市八社宮の同JA配送センターで出荷作業を行い、職員が無農薬の白米と玄米計450キロと、減農薬米のパックご飯240個を荷詰めした。現地の日本食材店で販売される予定。(阿部江利)

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