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北但大震災の犠牲者を悼み、社殿を回りながら竹札を納める住民たち=豊岡市田結
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北但大震災の犠牲者を悼み、社殿を回りながら竹札を納める住民たち=豊岡市田結

 1925(大正14)年の北但大震災から96年を迎えた23日、兵庫県豊岡市田結の八坂神社で、地域住民らが恒例の「千度参り」を行った。早朝から集まった約20人が社殿を周回しながら犠牲者の鎮魂を願い、防災への意識を新たにした。

 大震災は午前11時すぎに発生し、当時の最大震度6を観測。地震計が破損するほどの揺れだったという。市によると、昼食準備中の火が燃え広がるなどし、1712戸が全焼した上、826戸が全壊し、420人が亡くなった。

 震源に近い田結地区では全83戸のうち82戸が全半壊し、7人が犠牲になった。多くの住民が家屋の下敷きとなり、各地で出火したが、過去に大火を経験した経験から初期消火を優先させ、被害を最小限に抑えた。

 同地区で古くから続く千度参りは毎年、成人式の日と震災の発生日に実施。この日は午前5時半ごろから、住民らが高台の境内で社殿を周回しながら竹札を木箱に入れ、同6時すぎには計千本を納め終わった。

 同地区の仲住信幸区長(68)は「先人の教訓をしっかりと学び直し、地域の防災意識を高めるきっかけの日になれば」と話していた。(竜門和諒)

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