子育て情報、スマホで管理　朝来市が母子手帳アプリ導入

　兵庫県朝来市は、妊娠中や出産後の母子の体調管理、育児をサポートする電子母子手帳アプリ「子育てナビあさごっ子」を導入した。予防接種の日程や、市が行う子育て支援などの情報を受け取ることができる。 関連ニュース 罪なき命が奪われるガザ　母子手帳を手にほほ笑む親子は今　イスラエル・ハマス衝突1ヵ月 ＜次の一手＞(130)ママクリエイターラボ(神戸市中央区)　クリエーター育成 相生市、価格高騰のコメ無償配布　児童扶養手当満額支給の子育て世帯に

　民間事業者が開発し、全国約４００の自治体が導入している母子手帳アプリ「母子モ」を活用した。
　アプリをダウンロードし、自身や子どもの生年月日、郵便番号などを入力して利用する。妊娠中は妊娠週数に応じて起こる体調変化などを知らせる通知があるほか、その時々に必要な栄養補給などのアドバイスが表示される。
　産後は、子どもの体重のグラフ化などで成長の把握に役立つほか、予防接種の日程管理や妊婦健診のデータの記録にも使える。市が行う産後ケア事業などの案内の受け取りもできる。
　市地域医療・健康課は「従来の母子手帳と併用しながら、子育てを楽しんでもらえれば」としている。
　無料。同課ＴＥＬ０７９・６７２・５２６９
（竜門和諒）