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今季最後の競りにかけられるベニズワイガニ=香住漁港西港
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今季最後の競りにかけられるベニズワイガニ=香住漁港西港

 山陰沖ではベニズワイガニ漁が5月末で終了し、兵庫県香美町香住区若松の香住漁港西港で1日朝、今季最後の競りが行われた。新型コロナウイルス禍が猛威を振るったシーズンとなったが、旅行代金の半額相当を補助する政府の観光支援事業「Go To トラベル」の影響などで、漁獲金額は例年並みを維持した。

 ベニズワイガニは日本海の水深800~1800メートルに生息し、関西で水揚げされるのは同漁港のみ。地元では「香住ガニ」と呼んでブランド化を図り、国内外に販路を拡大している。

 昨年9月1日の漁解禁を受けて、今季は大型船1隻と小型船8隻が操業した。漁獲量は約1950トン(前季比8・3%増)で、漁獲金額は約11億5千万円(同15・1%増)。11~12月を中心に、Go To トラベルや、香美町のふるさと納税による需要増加などで単価が高騰したという。

 最終日は小型船7隻が計約23トンを水揚げ。仲買人はコンテナや水槽のカニを手に取り、身の詰まり具合を確かめるなどして次々と競り落とした。売り上げは約790万円だった。

 香住港小型ベニガニ組合の福本好孝組合長(59)は「漁期前はどうなることかと不安だったが、やれやれと安心できるシーズンとなった。コロナ禍の収束を期待して来季へ向かいたい」と話していた。

 但馬の各漁港ではこの日、沖合底引き網漁の最終競りもあった。(金海隆至)

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