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ケージから飛び出すコウノトリの幼鳥=朝来市山東町大月
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ケージから飛び出すコウノトリの幼鳥=朝来市山東町大月

 県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市祥雲寺)は20日、朝来市山東町大月で、雄の親鳥が死んだため他のペアに育ててもらったコウノトリの幼鳥3羽を放鳥した。3羽が生まれた人工巣塔の近くにある東河小学校(朝来市和田山町東和田)の児童らが見守る中、元気に飛び立った。

 同園によると、3羽は、今年3月から4月にかけて同町久田和の人工巣塔で生まれた。4月中旬、子育て中の雄の親がけがをして同公園に保護され、その後死んだ。交通事故に巻き込まれたとみられる。同園は他のペアに幼鳥を預け、野生に戻す準備を進めてきた。

 幼鳥は体重約5キロに育っており、この日の放鳥作業は、東河小4年の須磨藍瑠(あいる)さん(9)ら3人も手伝って実施。雄の親鳥の愛称「つばさ」から名付けられた「つきは」「ばんり」「さくと」の3羽は勢いよく飛び立った。

 須磨さんは「姿がきれいで、幸せを運ぶ鳥なんだと感じた。元気に羽ばたいてくれてよかった」と笑顔で語った。

 同園の足立宰副園長は「里親による飼育は全国初で、ひなが育つか心配した。今後も事故(に遭うこと)や、ネットに引っ掛かることもあるだろう。毎回うまくいくか分からないが、元気に飛び立ってくれてよかった」と話していた。(桑名良典)

■直後に1羽死ぬ 

 県立コウノトリの郷公園は20日、放鳥された幼鳥3羽のうち雄1羽が、朝来市山東町和賀の電柱上の機器に触れ、感電死したと発表した。羽が接触し、感電したとみられるという。

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