「むらおか振興公社」新社長に西村氏選任 香美の三セク

2021/07/06 05:30

西村学氏

 兵庫県香美町の第三セクター「むらおか振興公社」の本年度の定時株主総会がこのほど、村岡区中央公民館(同町村岡区村岡)で開かれ、3期6年務めた田丸明人社長(65)の退任が承認された。後任の社長には道の駅「村岡ファームガーデン」(同町村岡区大糠)支配人の西村学氏(47)が選ばれた。 関連ニュース 特産カキを海上で 播磨初、相生湾に屋形船 4月1日から運航 道の駅「おばあちゃんの里」新装開店で大盛況 売り場面積倍増、遊具も新設 丹波・春日 河合美智子の但馬漫遊記(6)道の駅「浜坂の郷」 「浜坂地えび」に感激、地元食材の料理が充実

 同社は、同道の駅とたじま高原植物園(同町村岡区和池)を運営。定時株主総会では、2020年度の経営状況が報告された後、田丸氏の退任を承認し、取締役8人を新たに選んだ。続く取締役会では新任の西村氏を後任の社長とすることを全会一致で決議した。任期は2年。
 西村氏は同町村岡区大笹出身。2006年4月に入社し、道の駅の副支配人などを務めた。社長就任にあたり「地元に愛される施設として、道の駅や植物園の利用客を今まで以上に増やしたい」と抱負を述べた。(金海隆至)

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