CO2排出枠の活用促進 養父市と但馬銀行が連携へ

2021/08/31 05:30

カーボンオフセットで連携する但馬銀行の坪田奈津樹頭取(右)と養父市の広瀬栄市長=養父市役所

 兵庫県養父市はこのほど、企業の生産活動で生じる二酸化炭素(CO2)を森林整備などにより相殺する「カーボンオフセット」で、但馬銀行(同県豊岡市)と地域コーディネーター契約を結んだ。豊かな市有林を持つ養父市の排出枠を同行の取引先に紹介し、購入してもらう。 関連ニュース 神鋼、CO2回収装置の実証実験に成功 ノーベル化学賞・北川氏の研究成果を実用化へ 【温室効果ガス】50年ゼロ達成は前途多難 イラン情勢で石炭拡大も 24年度温室ガス削減ペース鈍化 目標より1500万トン多く

 同市の森林保護に協力し、環境配慮型の経営を目指す企業を支援する。
 養父市は278ヘクタールの市有林を間伐により整備。この結果生じる8007トン分のCO2吸収量を販売している。
 但馬銀行が販売先として想定しているのは、運送業や建設業などCO2排出量が多い業種で、すでに引き合いがあるという。
 また、同行は養父市から10トン分を購入。店舗運営や訪問営業にかかる二酸化炭素の排出削減に使う。(桑名良典)

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