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絵本「じろはったん」を題材にしたオリジナルの歌物語を披露する児童たち=大蔵小
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絵本「じろはったん」を題材にしたオリジナルの歌物語を披露する児童たち=大蔵小

 兵庫県朝来市和田山町宮田の大蔵小学校で21日、同市出身の児童文学作家森はなの代表作「じろはったん」にちなんだ全校集会「じろはったん集会」が開かれた。保護者らが見守る中、全校児童約130人が、人を思いやる心の大切さなどを題材に各学年で取り組んできた学習の成果を発表した。

 森はなは同市で生まれ育ち、教諭として同校にも勤務した。退職後の1973年に但馬地域を舞台にした「じろはったん」を刊行。同校では森はな作品を人権教育に取り入れており、毎年秋に集会を開催。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、時間を短縮して開いた。

 集会では、各学年の代表者が、実体験などを基に考えた人権標語を発表。6年生は、あいさつや感情のコントロールの大切さなどを下級生に紹介した。

 4、5年生は、じろはったんを題材に、同校で約30年前から歌い継がれているオリジナルの歌物語を披露。歌物語は当時の教職員と児童らが作り、ここ数年は4、5年生が集会に向けて取り組んでいるという。

 じろはったんは、知的障害のある主人公の「次郎八(じろはち)」が、戦死した親友の名前を書いた葉を海に流して思いを伝えようとする物語。児童たちは歌と劇を通して、障害者への偏見の排除や非戦の願いなどのメッセージを伝えていた。

 6年の男児(11)は「相手がどう思うかを考えて行動することが大事だと感じた。発表は緊張したけれど練習通りできた」と話した。(竜門和諒)

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