衆院選・兵庫5区 立候補者に聞く(上) 遠藤良太氏(36)維・新

2021/10/21 05:30

遠藤良太氏

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 3歳~小学2年生の3人を子育てしていて、新型コロナウイルスの対応など政権への不信感から立候補を決意した。「世代交代」を前面に掲げる。
 父親が中馬弘毅・元衆院議員の秘書をしていたこともあり、「幼いころから政治が身近にあった」。大学卒業後、ハウステンボス(長崎県)などを経て、父親が創業したロングライフホールディング(大阪市)に入社。2015年から中国に駐在し、老人ホーム運営などを手掛けた。
 経済発展を続ける中国では、常にイノベーション(技術革新)が起き続けている。「銀行に行かなくとも、全て携帯で決済できるようになっていた。日本は相当遅れている」。4年間駐在して帰国し、日本の国際競争力がいかに低下したかを実感した。
 性格は「常に前向きでポジティブ」。大学時代にはバックパッカーで世界を1周した。立候補表明後は、地域を知るため三田駅から豊岡市まで一晩かけて自転車をこいだ。土砂降りの雨だったが、道中の様子を会員制交流サイト(SNS)で発信し続けた。
 「子育て世代の皆さんと同じような悩みが、私自身にもある。若い世代が地域を変えなければいけない」(土井秀人)

 【メモ】遠藤良太(えんどう りょうた)1984年生まれ。追手門学院大経営学部卒。趣味は家族で行くキャンプ。日課は筋トレ。クリスチャンで聖書を愛読。

 【特集ページ】衆院選2021

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