衆院選・兵庫5区 立候補者に聞く(下) 谷公一氏(69)自・前=公推薦

2021/10/22 05:30

谷公一氏

■人口減少対策訴えたい 関連ニュース 「2馬力選挙」巡り議論本格化 兵庫県知事選などで論点 来夏の参院選控え、公選法のあり方課題 健全な選挙のため法整備を 兵庫県議会が国に意見書提出 参政党が建築士の藤原氏擁立 次期参院選兵庫選挙区

 -何を訴える。
 「まずはコロナ対策で若い人などにワクチン接種を加速させる。飲食店以外でもかばん業界や旅館、卸業者も含めて影響を受けている事業者へのしっかりとした支援が必要。収束後の観光対策も大事だ」
 「コロナであらわになった貧困や孤独、孤立対策は、都市部に限らずどの地域でもしなければいけない。また、地方の人口減少対策と東京一極集中の打破にも引き続き尽力したい」
 -県知事選で自民党県連が分裂、しこりが残った。
 「県連会長としてけじめをつけなければと思い、辞任した。全くしこりがないかといえば、そう甘くはないが、選挙区内の県議5人それぞれと話をして、応援の表明をいただいている。支援者にも丁寧に説明して理解を得られるよう努めたい」
 -日本維新の会、立憲民主党の候補と三つどもえの戦い。都市部や無党派層にどう訴える。
 「維新からの立候補は2014年にもあった。初めてではない。心配される方もいるが、やるべきことをやっていくに尽きる。但馬、丹波に加え、ニュータウンでも人口減少が始まっている。共通の課題があり、そうした部分の解決策を訴えていきたい」(石川 翠)

 【特集ページ】衆院選2021

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