豊岡、朝来市議選２４日投開票　深夜に大勢判明

　兵庫県豊岡市議選（定数２４）と朝来市議選（同１８）は２４日、投開票される。朝来市議選は午後１１時ごろ、豊岡市議選は午後１１時半ごろに大勢が判明する見通し。 関連ニュース 豊岡市議選　１４現職１元職９新人当選　投票率６４・００％、前回上回る 佐用町長選が２６日に告示　現職５選へ、前回から２回連続で無投票か 南あわじ市議選が告示　１９人立候補

　豊岡市議選は２０～７０代の男女２６人が立候補。現職９人が引退し、１５人が再選を目指す。さらに元職１人、新人１０人が名乗りを上げている。各候補は地域経済の回復や移住・定住促進につながる施策などを訴えた。
　朝来市議選は現職１４人、元職２人、新人６人の計２２人が立候補。農林業振興や地域医療体制の充実、子育て環境の向上などをテーマに各候補が訴えを続けた。
　２２日までの期日前投票者数は、豊岡市が１万２３１４人、朝来市が５６５２人。衆院選（３１日投開票）の期日前投票が重なったため、台風の直撃予想で有権者数の３～４割が期日前に投票した前回に迫る勢い。豊岡市役所の投票所前には長蛇の列ができ、午後には３０分待ちのときもあった。
　２４日の投票はいずれも午前７時～午後８時（一部地域は午後５時まで）。開票は午後９時１５分から豊岡市大磯町の市立総合体育館と、朝来市山東町楽音寺のさんとう緑風ホールで。選挙人名簿登録者数（１６日現在）は豊岡市が６万６８５８人、朝来市が２万４８９２人。（石川　翠、竜門和諒）
　　　　　◇
　神戸新聞社は、豊岡、朝来市議選の得票と当落情報を電子版「神戸新聞ＮＥＸＴ」で速報します。