衆院選・世論調査 5区、「与党勝利望む」過半
2021/10/28 05:30
神戸新聞NEXT
31日投開票の衆院選について、神戸新聞社が実施した電話による世論調査。兵庫5区では、比例代表の投票先を既に決めている人のうち、自民党支持が37・5%と約4割に達している。望ましい選挙結果の形は「現在の与党が野党を上回る」が半数以上を占め、重視する施策では「景気・雇用対策」が最多だった。
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■比例代表の投票先
自民が37・5%と優勢で、日本維新の会が17・3%、立憲民主党が15・4%と一定の支持を集めている。公明党が6・8%、立民とともに野党共闘を進める共産党が3・5%と続く。
一方、投票先をまだ決めていない人に「今投票するとしたら」と尋ねると、自民(9・3%)、維新(8・7%)、立民(8・3%)などときっ抗している。
■望ましい選挙結果
「現在の与党が野党を大きく上回る」が9・3%、「現在の与党が野党を少し上回る」が44・6%と、自民中心の政権を望む人が半数を超えており、「現在の野党が与党を上回る」は9・3%にとどまった。
■重視する政策
「景気・雇用対策」(28・7%)、「消費税など税制と財政」(14・1%)、「地域活性化」(12・9%)の順に多く、「新型コロナウイルス対策」は11・9%、「教育・子育て支援」は9・7%だった。
年代別では、30代以上はどの世代も「景気・雇用対策」が最多。30、40代では次いで「地域活性化」や「教育・子育て支援」を重視する人が多かった。
【調査の方法】神戸新聞社は24~26日の3日間、兵庫県内で衆議院選挙に関する電話世論調査を行った。コンピューターで無作為に発生させた番号を使って電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。5186人から有効回答を得た。調査結果は、四捨五入の関係で比率の合計が必ずしも100%にならない。
【特集ページ】衆院選2021