「経済再生」を重視 比例投票先、維新が首位 衆院選兵庫5区・出口調査

2021/11/04 11:00

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 31日に投開票された衆院選兵庫5区。小選挙区では自民前職の谷公一氏(69)が競り勝ち、日本維新の会の遠藤良太氏(36)が比例復活を果たした。神戸新聞社が実施した出口調査では、投票の際に最も重視した争点や課題は「経済再生」だった。比例の投票先は維新が首位で、遠藤氏の比例復活を後押しした。 関連ニュース 丹波市長選、出口調査で浮かんだ現職の強みとは 1~3位わずか1ポイント差の激戦制す 10~50代の投票先、斎藤氏が最多 70代以上は稲村氏<兵庫県知事選 出口調査> 投票で重視したこと「政策や公約」が最多 「文書問題」は4番目<兵庫県知事選 出口調査>

 選挙戦は谷氏と遠藤氏に、立憲民主党元職の梶原康弘氏(65)との三つどもえ。出口調査では418人から回答を得た。
 重視した争点、課題は「経済再生」が28・5%でトップを占め、続いて医療や介護、年金などの「社会保障」(16・0%)、「子育て・教育」(11・7%)と続いた。
 支持政党別の投票割合では、谷氏が自民・公明支持層の7割弱を固めた。遠藤氏は維新支持層から8割弱を占め、梶原氏は立憲民主支持層の8割、共産支持層からも6割以上を取り込んだ。無党派層の支持は遠藤氏、梶原氏、谷氏の順だった。
 比例の投票先は、維新が34・4%。自民27・5%、立民13・2%、公明7・9%の順だった。(桑名良典)

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