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「全国花のまちづくりコンクール」で特別賞のゴールド賞を受けた中谷邦子さん=豊岡市但東町相田
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「全国花のまちづくりコンクール」で特別賞のゴールド賞を受けた中谷邦子さん=豊岡市但東町相田
「全国花のまちづくりコンクール」で特別賞のシルバー賞に選ばれた太田よしのさん(右)=香美町香住区訓谷
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「全国花のまちづくりコンクール」で特別賞のシルバー賞に選ばれた太田よしのさん(右)=香美町香住区訓谷

 花や緑を生かしたまちづくり活動などをたたえる「第31回全国花のまちづくりコンクール」でこのほど、兵庫県豊岡市但東町相田の中谷邦子さん(79)が、本年度から創設された特別賞の「ゴールド賞」を受けた。過去に同コンクールで10回入賞した人らが対象の表彰で、個人では全国で中谷さん1人。中谷さんは「活動を支えてくださった皆さんのおかげ」とかみしめる。(阿部江利)

 中谷さんは2002年に神戸市から移住したのを機に、本格的に園芸を始めた。約50坪の庭で四季折々の花を丹精する傍ら、オープンガーデンをしたり、幼稚園や公民館などでの花壇作りや寄せ植え教室をしたりと、園芸の楽しさを伝える活動にも力を入れてきた。

 同コンクールは公益財団法人「日本花の会」などでつくる協議会が主催し、中谷さんは10年から出展を続ける。過去の入賞は10回を超え、うち2回は優秀賞、1回は奨励賞を受けた。出展する寄せ植えの作品は鉢からこだわり、オルゴールを付けたり、但馬をPRしようとコウノトリをあしらったりと工夫を重ねた。

 中谷さんは「東京五輪が開催された年のゴールド賞受賞がうれしい。鉢の加工や土に苗づくりと、交流でお世話になった皆さんに感謝したい」と話す。

 今秋、年齢を重ねても管理しやすいよう、庭を再整備する作業に着手した。移住して約20年を振り返り、「コロナ禍でもぜいたくな暮らしができている。ここに住まわせてもらえて幸せ」と笑顔を見せる。

■香美・太田さんには「シルバー賞」 

 「第31回全国花のまちづくりコンクール」では、兵庫県香美町香住区訓谷の太田よしのさん(70)も、本年度から創設された特別賞の「シルバー賞」を受賞した。入賞5回の経験者らが対象で、個人では兵庫県から計7人が選ばれた。太田さんは「地域ぐるみの花づくり活動がたたえられた」と喜んでいる。

 愛知県岡崎市出身で、2001年に夫の出身地である訓谷地区に移り住んだ。敷地の庭や家庭菜園で四季の草花などを栽培。佐津海水浴場近くの民宿が立ち並ぶ地域を花で満たそうと、10年ほど前からは、各戸の玄関先に花を植えたコンテナを二つずつ置いて飾る取り組みも進めている。今では約60世帯が関わるようになったという。

 このほど佐津地区公民館で、色とりどりの花が特徴のビオラを配した鉢をスタンドなどに掛け、空間を華やかに演出できるハンギングバスケットづくりの講習会を開いた。地元の主婦ら約20人が参加。太田さんの指導を受けて、オリジナルの寄せ植えを完成させた。

 住民らが自宅の庭を開放する「佐津オープンガーデンフェスタ」の実行委員も務める太田さん。新型コロナウイルス禍でこの2年は取りやめになったが、来年4月の再開を心待ちにし、「地域の皆さんとコーヒーを飲んだり、おしゃべりをしたりしながら、無理のない景観園芸を楽しみ、明るいおもてなしにつなげたい」と話す。

(金海隆至)

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