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お菓子の神様をモチーフにした絵本「おかしのかみさま」
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お菓子の神様をモチーフにした絵本「おかしのかみさま」
関貫久仁郎市長(前列右から2人目)に絵本を手渡す今井秀司さん(同3人目)=豊岡市役所
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関貫久仁郎市長(前列右から2人目)に絵本を手渡す今井秀司さん(同3人目)=豊岡市役所

 兵庫県豊岡市の中嶋神社に祭られているお菓子の神様「田道間守命(たじまもりのみこと)」が、現代のチョコレートやケーキを食べたら-。田道間守命伝説をモチーフにした絵本「おかしのかみさま」がこのほど完成した。パティシエたちが持ち寄ったスイーツを神様がおいしそうにほおばる様子を温かいタッチで描き、豊岡と菓子のつながりを伝えている。(石川 翠)

 電子書籍絵本レーベル「絵本屋.com」を運営するコンサルタント会社「ピースライフジャパン」(同市)の今井秀司代表(45)が企画し、東京在住の人気絵本作家サトウヒロシさんが手掛けた。

 田道間守命は古事記や日本書紀などにも記述があり、但馬開発の祖神、天日槍命(あめのひぼこのみこと)の子孫。垂仁天皇の命を受けて大陸に行き、最上の菓子とされたタチバナを持ち帰ったことから、神様として祭られている。

 絵本では旅から帰ってきた「タジマモリ」が現代で少年からチョコレートをもらったことをきっかけに、ショートケーキやシュークリームなどを食べて感動する。そのうち街中のお菓子屋さんが自分たちの作ったスイーツを食べてもらおうとタジマモリの元に持ち寄ってくるというストーリー。

 サトウさんのイラストは万年筆で描かれた温かみのあるタッチが特徴で、たくさんのお菓子のほか、豊岡市内の中嶋神社やオーベルジュ豊岡1925、豊岡稽古堂の建物、毎年大勢の人でにぎわう菓子祭前日祭の様子も描かれている。

 中心市街地や商店街の活性化に取り組む但馬信用金庫が協力しており、制作した164冊を市に寄贈。市内の幼保施設や小学校などに置かれる。

 今井さんは「お菓子の発祥が豊岡だという地域の魅力と、大切な人においしいものを食べてほしいというお菓子作りに込められた意味合いを感じてもらえたら」と話している。

 B5判、30ページ。1540円。ネットでも販売している。

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