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瀬戸内寂聴さんの日本画「はなひら観音」を西陣織の技法で再現した作品=豊岡市民会館
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瀬戸内寂聴さんの日本画「はなひら観音」を西陣織の技法で再現した作品=豊岡市民会館
約15色の極細の糸で紡がれる西陣織=豊岡市民会館
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約15色の極細の糸で紡がれる西陣織=豊岡市民会館

 伝統技法の西陣織で日本画や仏像を再現した作品を展示する「西陣織国際美術館・全国巡回展」が11日、兵庫県豊岡市立野町の豊岡市民会館で始まった。11月に99歳で死去した僧侶で作家の瀬戸内寂聴さんをしのぶ「追悼寂聴画観音織展」も同時開催し、瀬戸内さんの日本画を鮮やかな織りで再現した作品など約60点を展示している。13日まで。

 西陣織国際美術館(京都市)が主催。西陣織は550年以上の歴史があり、主に着物の帯に使われる。着物の利用が減る中、仏像や絵の再現など布を織る技術を活用して業界の活性化につなげようと、職人らが今年10月に同館を開館。記念事業として全国約100カ所を巡るという。

 穏やかな表情の観音3体を描いた瀬戸内さんの日本画「はなひら観音」を題材にした作品では、髪の毛より細い絹糸を15色ほど使って明るい色彩を表現。瀬戸内さんが残した「生きることは愛すること」などの言葉も添えてある。

 日本画の巨匠、平山郁夫さんの絵画や、全国の仏像を題材にした作品も並ぶ。同館の蔦田文男館長(74)は「愛にあふれた瀬戸内さんの思いを紡いだ西陣織を通じて、伝統を感じてもらえれば」と話している。

 入場無料。午前10時~午後5時(最終日は同4時まで)。同美術館TEL090・3165・4325

(末吉佳希)

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