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与布土地域自治協議会が11月に農産物などを販売した催し=朝来市山東町溝黒(同自治協提供)
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与布土地域自治協議会が11月に農産物などを販売した催し=朝来市山東町溝黒(同自治協提供)
「過疎地域持続的発展優良事例表彰」で総務大臣賞に輝き、藤岡勇市長から表彰状を手渡される岡和彦会長=朝来市役所
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「過疎地域持続的発展優良事例表彰」で総務大臣賞に輝き、藤岡勇市長から表彰状を手渡される岡和彦会長=朝来市役所

 過疎地域の発展に向けた取り組みをたたえる「過疎地域持続的発展優良事例表彰」で、兵庫県朝来市山東町の与布土(よふど)地域自治協議会が、総務大臣賞に輝いた。全国で3団体が受賞し、近畿では唯一。若者が企画するマルシェの開催や農業体験事業など、多世代を巻き込んだ活性化策が評価された。岡和彦会長(69)は「人口減少や少子高齢化が進む中、歴代の役員が一丸となって取り組んできた。大変ありがたい」と喜んでいる。(竜門和諒)

 同表彰は、総務省と全国過疎地域連盟が1990年に始め、今年で32回目。大学教授ら5人の委員が、オンラインによる現地調査などを経て選定した。

 与布土地域自治協は2007年、旧与布土小学校の校区で発足した。現在は約500世帯、約1200人が暮らす。高齢化率は約41%と高い。

 同自治協では、地域の将来ビジョンに向け、若者の参画も得て、六つの部会が役割分担に応じて活動する。16年には全世帯対象のアンケート調査を実施。「移住定住」「農業振興」「高齢者福祉」の三つの分野に注力するべく、部会を横断する新たなプロジェクトチームを立ち上げた。

 農業振興のチームは一般社団法人を設立し、遊休農地の管理や自然体験イベントを手掛ける。移住定住のチームは、20代が中心となってマルシェや移住体験イベントを企画。一連の活動が「ローカルSDGs(地域循環共生圏)を体現するかのような活動」と評価された。

 朝来市役所で行われた伝達式では、藤岡勇市長が岡会長に表彰状を手渡した。藤岡市長は「与布土自治協は朝来市内の自治協でもパイオニア的な存在。未来を見据えた取り組みは地域の誇りになっている」とたたえた。

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