氷ノ山国際スキー場で冬山開き 積雪、来客に期待「いいシーズンに」

2021/12/03 19:15

シーズン中の安全などを祈願した冬山開き=氷ノ山国際スキー場

 氷ノ山国際スキー場(兵庫県養父市奈良尾)で3日、冬山開きが行われた。関係者ら約40人が出席し、滑走に十分な積雪と利用者の安全などを祈願した。オープンは25日の予定。 関連ニュース 緑のゲレンデ、真っ白に 「六甲山スノーパーク」に人工雪 緑のゲレンデでアウトドア三昧 シーズン外に活路、集客目指す但馬のスキー場 スキー場、今季の集客上々 屋外レジャー人気が後押し 播磨の3カ所営業終了

 県内最高峰の氷ノ山中腹にある同スキー場は、指定管理者としてMEリゾート但馬(同市丹戸)が運営。2019年度は雪不足で大幅に入場者が減ったが、昨年度は新型コロナウイルス禍の中で、3万1408人と平年並みを維持した。
 スキー場のロッジは標高約770メートルで、午前11時の気温は4度。3センチの積雪があり、ゲレンデはうっすらと雪化粧された。
 冬山開きには、同社や市、警察、消防の関係者が参加。同社代表取締役の一ノ本智毅さん(30)は「シーズン到来で身が引き締まる思い。長期予報では積雪は平年より多いという。いいシーズンにしたい」とあいさつした。(桑名良典)

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