町内3カ所、「温泉総選挙」で大臣賞を同時受賞 新温泉、ワーケーション推進など高評価

2022/04/25 05:30

地方創生担当大臣賞の表彰状を手に受賞を喜ぶ関係者=新温泉町湯

 全国の温泉ファンが魅力的な温泉地を選ぶ「温泉総選挙」で、全国130カ所以上の中から、兵庫県新温泉町にある全ての温泉地(湯村、浜坂、七釜)が地方創生担当大臣賞を受賞した。湯村温泉は2019年度の「環境大臣賞」に続いて2冠を達成したが、町内の3温泉地が同時受賞するのは初めて。同町が推進する「湯治型ワーケーション」や、温泉と運動を組み合わせた健康増進事業などが高く評価されたという。(末吉佳希) 関連ニュース 「温泉漬かりストレッチを」新温泉町が健康法パンフ トレーナー考案「誰でも簡単、新たな湯治」PR なぜ温泉が湧くの? 家庭にも温泉蛇口がある「湯のまち」 源泉100度1200年の歴史…地質学の専門家が斬る 温泉熱でぽかぽかの遊歩道、寝そべりながらストレッチ 湯村温泉街でイベント


 温泉総選挙は官民共同で観光振興などに取り組む「旅して日本プロジェクト」が主催し、今年で6年目。
 一般投票で決まる「絶景」「リフレッシュ」「うる肌」など九つの部門賞のほか、環境省や観光庁など4省庁が評価する省庁賞などを設けている。今回は全国131の温泉地がエントリー。昨年11月~今年1月末に専用サイトで「1日1票」の投票が行われ、総投票数は100万票を超えた。
 審査では、新型コロナウイルス禍でリモートワークの普及や「都市部から地方へ」という動きが活発化する中、同町が中心となって取り組む「課題解決型ワーケーション」で関係人口が増加したことや、温泉入浴と運動を組み合わせた健康プログラムの実施などが高い評価を得たという。
 表彰状のお披露目式が同町湯の入浴施設「リフレッシュパークゆむら」で開かれ、ワーケーションに協力する観光協会や商工会の代表者らが参加した。湯村温泉観光協会の朝野泰昌会長は「受賞を励みにそれぞれの温泉地の特色を生かし、コロナ後を見据えた観光戦略に役立てたい」と語った。

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